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[この記事でわかること]
今回は、「住宅ローン事前審査に必要なもの・家を買う予定なら先に準備しておけば有利」というテーマでお送りしていきます。
欲しい物件が見つかって、いざ住宅ローン審査を出すときに必要なものがすぐに用意できないことがあります。
うちの物件は審査通ってるお客様優先で契約しますよ
そんな場合もありますので、いい物件が見つかったのに先に他の方に契約されてしまうケースも時々あります。
必要な書類を揃えるのに時間がかかるものもあるので、気に入った物件をスムーズに買えるように準備しておきましょう。
住宅ローンの審査は2段階に分かれています。
事前審査(銀行によって仮審査と言いますが同じです)
↓
本申込み(本審査)
まずは事前審査に必要なものがご準備できていればスムーズなのでお伝えしておきます。
運転免許証と保険証の表と裏のコピーが必要になります。
持って行けば不動産屋さんがコピーしてくれます。
ご自分でコピーを取っておく場合は端っこが欠けないようにコピーしましょう。
シャチハタ以外の印鑑が必要になります。
スタンプインク式のものは使えないので朱肉で押す印鑑を用意しましょう。
100円ショップのものでOKです。
実印を押す他の書類のあるので実印も用意しておくと良いですね。
会社員の方は職場からもらっている源泉徴収票のコピーが必要になります。
1年分でOKな場合もありますが2年分あれば間違いないです。
数年前のもの2年分とかですと使えませんので、現在から新しい年度のもの2年分になります。
源泉徴収票が見当たらない場合、職場に言って再発行していただきます。こちらが1週間前後かかる場合が多いので、前もって準備しておくと良いですね。
今現在の職場が働き始めて1年経っていない方は「毎月の給料明細を今までの分すべて」用意しましょう。
こちらも不動産屋さんに持って行けばコピーしてもらえます。
・源泉徴収票2年分、新しい年度のものから用意
・今の会社勤続1年未満の方は毎月の給料明細を今までの全部
・自分でコピーを取っておく場合は端っこが欠けないようにコピーしましょう
自営業の方は確定申告書3年分を用意しましょう。2年分でOKなところもあります。コピーでOK。
また、会社役員の方は会社の決算書関係も必要になります。
収支内訳書(経費関係の書類)も3年分用意しておきましょう。
車のローンやクレジットカードリボ払いなど、他に何かローンを組んでいる方は返済予定表が必要になります。
車のオートローンは車を買ったあとにハガキをめくるタイプのものなどで郵送されていると思います。
こちらが捨ててしまって無い方も多いです。
ローン会社のサイトからログインして印刷できれば良いですが、無ければ郵送などで送ってもらう必要があります。
2週間以上かかる場合もありますので、前もって一番早い方法で送って下さいと電話しておくと良いですね。
住宅ローン以外の他に組んでるローンの返済表が必ず必要です。
今まで転職をして職場が変わっている方は職歴書という書類を提出します。
前の職場の会社名・住所・職種・年収・転職理由を書きますので、分かるようにしておくと良いです。
何回も転職されている方はさかのぼって3~4会社分かると良いです【場合による】
こちらは必ず必要なものではないのですが、病院に定期的に通っている方、薬をもらっている方は会社で健康診断を受けている場合、新しい健康診断書を用意しておきましょう。
また、飲んでいる薬の名前も分かるようにしておくと良いです。
住宅ローン事前審査に通ったのに、本審査の保険審査の健康状態告知で借りられなくなるケースがあります。事前審査のときに先に保険審査もして対処することができます。
病院に行っている方、薬を飲んでいる方は先に不動産屋さんに伝えましょう。
審査に出す銀行によって必要な書類や、ひとりひとりお勤めの状況などが違うので、個別に必要な書類がある場合があります。
不動産屋さんに任せている場合ご説明がありますので、ご準備いただければと思います。
事前審査は各銀行で違いますが通常平日2日~5日ほどで結果が出てきます。
[事前審査の結果の種類]
・審査〇でOK「承認」
・審査で減額
・審査△「留保」
・審査×でNG「否決」
審査OKです。銀行から承認の連絡がきたとき私もホッと安心します。
このまま次の本申込み(本審査)のお手続きに進みます。
まれにあるのですが、たとえば審査金額を3000万円で出して2500万円まで、などという結果です。
じゃあ再度2500万円の物件で審査出したら大丈夫?と思うかもしれませんが、その場合審査結果が2000万円まで、なんてこともあるので違う安い物件ならOKというわけでもないんです。
この場合はほかの銀行に変えて、事前審査を再度提出したり対応していきます。銀行を変えたらすんなり「承認」なんてこともあります。
留保はフラット35の場合ですが、事前審査では結果が出ないのでこのまま本申込み審査に進んで下さい、という内容です。△のような結果ですね。
この場合は本審査をしてみないと結果が分からないので本申込みを進めていきます。
不安な面もありますので、もし他の銀行の審査も出せるようなら同時並行で進めていきます。
否決は審査NG、1円も貸せませんという結果です。
基本的に何でダメだったか銀行の人は教えてくれません。
不動産屋さんと打ち合わせをして、なぜ否決だったか明確にしていって対策して他の銀行に再度事前審査をかけていきます。
事前審査が承認になり通ったら、本審査に進みます。
本審査に必要なものはそれぞれ個別に必要になるものもあったり、他に登記などの手続きで必要になるものもあるので不動産屋さんに確認してください。
代表的なものはこのようなものです。
・実印 ・住民票(市役所)
・印鑑証明書(市役所)
・課税証明書(市役所)
・今住んでいる所が賃貸の場合、お住まいの賃貸借契約書コピー
・確定申告している方は納税証明書(税務署)
住民票は本籍が書いていないものなど決まりがあったり、印鑑証明書は3ヶ月以内の発行のものだったり、決まりがあるのでまだ欲しい物件が決まっていない頃に用意する必要はないです。
必要なタイミングで不動産屋さんから前もってご説明があると思いますので、その時に準備しましょう。
実印をもっていない方は先に作っておいて、役所に印鑑登録をしておくとスムーズです。実印は必ず必要になります。
今回は、「住宅ローン事前審査に必要なもの・家を買う予定なら先に準備しておけば有利」というテーマでお伝えしました。
遅かれ早かれ不動産を買うつもりなら準備しておいて損のないものです。
欲しい買いたい物件が見つかったときにスムーズに買えるよう、ご参考になさってくださいね。